社員教育とは何か?について様々な情報をわかりやすく解説します |
![]() |
| |||||||
|
OJTとは”On the Job Training”の略称で、実際に業務に就きながら知識や技術の修得を行う指導法。 実務と平行して行う事で、マニュアルなどを通して教育を行うよりも、非研修者がより早く効率的に実務レベルのスキルを身につける事が可能です。実際はOJTという呼称はさほど浸透している訳ではなく、OJTという名目はなくとも新入社員の教育法として一般的に行われています。多くの場合OJTは研修者と非研修者のマンツーマンで行われますが、グループやチーム内にて行われる場合もあります。 古くは第一次大戦中の米国のある造船所にてこの指導法の原型(4段階職業指導法)がみられ、そこから発展していったと言われています。いわゆる上司の仕事を見ながら覚える形や最初から研修なども無く現場に入るといった形では無く、計画的且つ継続的に教育担当者が非研修者へ教育を行います。大まかな骨子としては、 実行例の提示→説明→実技→指導→実務配置→成果確認→フォローアップ となります。 OJTのメリットは「通常業務の中で教育・修得出来る」「現場の状況に応じて臨機応変な対応法を身につける事が出来る」などが挙げられます。言うまでもなく、OJTの教育担当者の選定は優秀なスタッフの育成上大変重要であり、その善し悪しは指導員の力量による部分が大きい為、OJTを行う分野に精通していることや、単にスキル面でなく、仕事や業務上のチームワークに対する姿勢や、考え方なども指導出来る者を指導員として選定することが望ましいです。
この図のように誰が、どのように、何をしたいか、どうやるべきか、どうなりたいかを明確に目標を定めておこなっていくのがOJTだと思います。夢への階段っていったところでしょうか?
|